アンリオブリュットミレジメ白 [2012]年【函付】

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アイテム説明

アンリオ

　アンリオ家は17世紀からワイン造りに携わり、1808年にアポリーヌ・アンリオ夫人がランスにメゾン・アンリオを設立しました。一時期ＬＶＭＨの傘下に入ったことがありましたが、1994年に独立してからは質実剛健な家族経営を行なっている老舗メゾンです。近年は、ブルゴーニュのブシャールＰ＆Ｆ社やウィリアム・フェーヴル社を傘下に収め、両者の立て直しでも評価を上げました。現在は、ジル・ド・ラルズィエール氏がアンリオグループの中心となり、さらなる品質の向上に努めています。　アンリオの特徴としては、シャルドネ比率の高さが上げられます。シャンパーニュ地方の平均が30%程度であるのに対し、アンリオでは40～60%シャルドネを使用しています。また、アッサンブラージュは多数の異なるクリュからのワインを使用し、さらに複数のヴィンテージワインを使用しています。スタンダードながら豊富なリザーブワインを使用しています。熟成においては、いずれのキュヴェにおいても法律上の最低瓶熟期間よりも長い期間瓶熟させます。グランクリュの原酒は非常にパワフルで酸味豊かなため、オリと触れ合った状態で長い期間熟成させることが可能です。ブリュットスーヴェランで3～4年瓶熟させています（ノンヴィンテージの法律最低瓶熟期間は15ヶ月）。これらにより、複雑で深みのあるメゾンスタイルを表現しています。

　素晴らしいフィネス

　　　優雅なアペリティフ！！

アンリオは1808年の創業以来家族経営を貫く今では数少ない老舗シャンパーニュメゾンです。高品質なシャルドネを活かしたフレッシュでエレガントな味わいの長熟タイプのシャンパーニュを世に送り出しています。

このミレジメは、良年のみにグランクリュとプルミエクリュのブドウのみを使用して造るヴィンテージワインです。ヴィンテージの特徴とエレガントなアンリオスタイルをバランス良く表現しています。最低６年以上の瓶熟を経てからリリースします。

２０１２年は優良ヴィンテージです。
　
２０１２年は、当初は困難な年になると予想されていましたが、結果的には理想的なヴィンテージとなりました。天候不順があったものの、収穫期までに生育サイクルは完璧となりました。天候を反映するかのような不均一な葡萄があったものの、葡萄を厳選して複雑なアロマを持つ素晴らしいシャンパーニュとなりました。２０１２年はルイ・ロデレール、テタンジェ、ドン・ペリニョンなどの大半のメゾンがミレジメを生産した年です。
　
若き女性セフ・ド・カーヴのアリス・テティエンヌ氏を迎えたメゾン・アンリオから、2022年に新ヴィンテージ２０１２年が入荷しました。ライム、青リンゴ、焼きリンゴなどシャルドネのフィネスとエレガンスがよく出ています。チョーキーで活力を感じる一方で、おおらかで調和のとれたバランス感が良いです。

　　
産地：フランス・シャンパーニュ地方　ランス
年号： [2012]年
生産者：アンリオ
格付け：ＡＯＣシャンパーニュ
葡萄品種：シャルドネ５４％、ピノ・ノワール４６％
甘辛度：辛口
アルコール度：１２．０％
容量：７５０ml　　