竹虎自慢の竹皮スリッパ
竹虎自慢の竹皮スリッパはサラッとした病みつきになるような気持ちのいい足裏へのマッサージ効果。熟練職人の手編みならではの履き心地なのです。
お客様の声から生まれました
室内のフローリング履きとしてご好評いただいている竹皮草履の気持ち良さを、室外でも楽しみたいというお声でできたスリッパ。底にはEVAスポンジを貼っています。型押しなどせず一足、一足手作りでスポンジ底貼り、削り作業をしているので手間はかかりますが、その代わり竹皮本来の心地よい感触を損なう事なく仕上がっています。ぜひ、お家の外でもこの快足感をお楽しみください。
クセになる竹皮の感触
丁寧に編み込まれた天然竹皮は適度な刺激とサラリとした感触でクセになる履き心地。竹皮草履横の編み込みもしっかりしていて丈夫です。
鼻緒も天然素材
鼻緒の芯部分には地元の稲ワラを使用しています。鼻緒の付け根もしっかりと竹皮巻きで仕上げます。
底のスポンジは厚底と薄底の2種類
EVAスポンジ底が付いているので、庭履きやちょっとした外履きにお薦めです。床が濡れている場合は滑りやすくなりますのでご注意ください。厚底スポンジの高さ約3.5cmに対して、薄底タイプは約2.5cmです。わずか1センチほどの違いですが履いた感じはかなり変わります。
外反母趾は、下駄を日常的に履いていた時代にはなかったそうです。鼻緒を足の指でしっかりつかむ運動が、足の健康には良いと言われます。靴の生活が足の機能を変えてしまった今だからこそ、足の健康を考えても竹虎のおすすめは裸足。もともと足は裸足で歩くようにできているから、これが当たり前なのかも知れません。そして、素足よりさらに心地よい足裏のマッサージ効果、竹皮草履の鼻緒をはさむ足の運動、前ツボの刺激などが足のすこやかな健康に役立ちます。
大自然の偉大さを履くごとに足から感じる竹皮草履。履いた時の何とも言えない気持ち良さはもちろん、竹皮ならではの抗菌作用、消臭力でニオイがないのも人気のひとつ。ハイヒールや窮屈な革靴で疲れた足を思いっきりリラックスさせていただきたい。昔ながらの先人の知恵を今の暮らしに、毎日の心地よい生活のお役にたちたいと思っているのです。
美しく、繊細
熟練の職人が竹皮を細く裂いてギッシリと丁寧に編み込んでいきます。裏表のある竹皮を、ねじれる事なく編み上げ、しかもこれだけの美しい形に仕上げていく匠の技に圧倒されます。この細やかな伝統の手仕事が竹皮草履の驚くような履き心地の良さと丈夫さの秘密なのです。
自然のままを編み上げる
竹皮は、素足でそのまま履いていただくものですから、防腐剤、防カビ剤など薬剤はもちろん使っていません。使いやすく綺麗に仕上がる3年くらいゆっくり寝かせた竹皮を細く裂いて製造にかかります。昔は足の指にワラ縄をひっかけて編み込んでいた草履ですが今では、より効率的に製造できる三つ又という木製の道具を使います。
竹皮草履職人の技
竹皮草履は最初のあしらいと、最後の仕上げが一番むずかしいところですが途中の編み込みも熟練の技の見せ所。ワラ等と違い裏表のある竹皮を一定方向にキッチリ立てながら、さらに草履本体の形を整えながら編み込む職人芸には驚くばかりです。たくさんの方に喜んでいただける竹虎の竹皮草履は、この地元高知産の材料と、目にもとまらないスピードで手早く編み上げる熟練の草履職人の技があってこそなのです。竹皮草履の最後の工程ではワラ縄をギュとしぼって仕上げていきます。サイズが違わないように1足1足採寸して大きさを確かめながらの手作業。編みあがった草履は最後に更に天日干しで風をとおします。
型押しでは味わえない絶賛の感触
熟練職人の手技だで形を整え編み込まれた竹皮草履(ぞうり)です。型押しなどプレス加工していませんので、編み込んだままの竹皮の程よく立った感触が足裏に心地よい刺激を与えてくれると絶賛いただいています。
ロングセラーの理由は安心
竹虎の竹皮ぞうりのロングセラーの理由(わけ)。それは素材の竹皮や稲ワラが国産(高知県産)であると言うことも一つあるかも知れません。素足でじかに履いていただいて、素足で感じて実感してほしい心地良さですから自然素材からこだわります。
里山の有効活用
現在の日本の竹林は、ほとんどが有効利用されないまま放置されていると言っていいと思いますが、竹林の竹皮を採取して製造する竹皮草履は里山の資源の有効活用という意味からも有意義なことだと思います。今日では、環境問題に関心のある方や自然志向の方にも支持していただいて、竹皮の有効活用をご理解いただき竹皮草履をご愛用いただくファンの方が増えていることが本当に嬉しくありがたいことです。
竹林からの嬉しい贈り物
筍の成長とともに自然に剥がれ落ちる竹皮は、丈夫でしなやかな大自然の竹林からの贈り物です。竹を傷めないように落ちたものだけを大切に拾い集めて、天然の抗菌性があることからおにぎりやお肉の包材に使われてきました。ずっと昔からあったのに忘れられていた竹皮草履が、今の暮らしに受け入れられ喜ばれているのが本当に嬉しくってしょうがないのです。
驚異のスピード成長力
「雨後の筍」という言葉もありますが、気候により筍は1日で1メートル以上も成長することもあるのです。このスピード成長の過程で竹皮が剥(は)がれ落ちるのですが、この竹皮を竹皮草履の材料として使います。自然の竹皮を1枚1枚、竹林で集めて天日で乾燥させ、束にして風通しのよい場所に保管します。
かぐや姫の話
昔話で有名な竹から生まれた「かぐや姫」は、わずか3ヶ月で大人になりますが、筍(たけのこ)も親竹と同じ大きさになるのに3ヶ月しかかかりません。 どうやら「かぐや姫」の昔話は竹の成長の早さからきているようです。
稲ワラも安心の国産
竹皮ぞうりの芯、鼻緒、前ツボ(親指で挟む箇所)には、それぞれ稲ワラが使われてます。田んぼの多い高知県ですからワラも豊富、職人さんによっては収穫期に近くの農家のお手伝いをしてワラを沢山頂いてきて、専用のワラ打ち機でしごいて適度な硬さの稲ワラに加工します。ちょっとビックリされる方もおられますけれど、まさに昔そのままの自然素材でできている竹皮ぞうりです。どうぞ安心してお履き下さいませ。
快適にお履きいただくためにご注意ください
※EVAスポンジ底は、床が濡れている場合は床材により滑りやすくなるので十分ご注意ください。
※鼻緒の履物は慣れない場合には足に当たる部分が擦れて痛くなることがあります。日頃お使いにならない方は急に長時間ご使用されるのではなく、少しずつ試し履きされることをおすすめします。
※竹皮は水にも強い素材ですから多少の雨にも大丈夫ですが濡れた場合にはできるだけ早く水分をふきとり直射日光をさけて風通しのよい場所で乾燥させると長くお履きいただけます。